アマ競技で多発する不祥事 機能不全のJOCに解決できるのか

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 選手の人選が「人間力」に偏れば、それはそれで競技そのものが弱体化する恐れもある。12日にスポーツ庁が開いた対策会議では、鈴木大地長官が「トップ選手強化に公金を使っているが、このままだと国民に理解してもらうことが難しくなる」と発言した。

 現状、スポーツ庁は調査や処分に踏み込む権限がないが、競技団体やJOCによる自浄作用に限界を感じ、国の介入も検討しているということだ。

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