ワールドシリーズ制覇 レッドソックスの呆れた乱痴気騒ぎ

公開日: 更新日:

■コミッショナー・トロフィーを破損

 地元ボストンでの祝勝パレードは、その5日後に行われた。熱狂的なファンが多いチームだけに、一緒に乾杯しようということで沿道のファンからパレードカーの上にいる監督や選手たちに缶ビールが次々に投げ入れられた。コーラ監督めがけて投げ入れられた缶ビールが、ワールドシリーズの勝利者に授与されるコミッショナー・トロフィーを直撃。このトロフィーは大相撲の天皇賜杯に相当する権威あるものだが、缶ビール直撃で外縁を取り巻く30本の細いポールのうち数本が折れて、前歯が2、3本欠けたような状態になった。

 レッドソックスの面々は、この事件を気にする様子もなく、その後にボストンのナイトクラブに繰り出し、ドンチャン騒ぎを繰り広げた。ナイトクラブの請求書の金額はロサンゼルス同様30万ドル(3300万円)くらいだったという。チップの金額は不明だが、同じくらいの金額を気前よくバラまいたと思われる。 

(スポーツライター・友成那智)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出