日本開幕戦イチロー選手登録も…若返り改革で帰国後は暗雲

公開日: 更新日:

 17年間、ポストシーズン進出から遠ざかっているマリナーズが、ついにチーム再建に乗り出す。

 CBSスポーツ(電子版)が6日(日本時間7日)に報じたところによれば、今オフにも中堅とベテラン選手を放出し、若手主体のチーム編成を行うという。

 記事によると、エース右腕ヘルナンデス(32)、今季ノーヒットノーランを達成した左腕パクストン(30)、今季26本塁打のハニガー外野手(27)らが放出要員に挙がっている。

 メジャー最年長野手であるイチロー(45)も決して安泰ではない。今年5月に選手登録を外れ、球団の会長付特別補佐に就任。

 これまで通り、試合前の練習で汗を流すと同時に、打撃投手を務めるなどチームのサポート役に徹してきた。

 6日(同7日)に開幕したGM会議(カリフォルニア州)に出席したディポトGMは、来年3月20、21日のアスレチックスとの日本開幕戦(東京ドーム)のロースターについて「(イチローが)日本に行き、登録メンバーに名前が入るものと思っている」と明言。しかし、「その後のことは分からない。考えは固めずにいる」と帰国後の処遇に関しては言葉を濁した。

 マリナーズが思い切った改革を断行すれば、来季のイチローはユニホームを脱ぐことになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇