“菊池と大谷は同僚にならない”エ軍公式サイトで獲得を否定
西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す菊池雄星(27)。
花巻東高校(岩手)の後輩である大谷翔平(24)と同僚になることはなさそうだ。
チーム公式サイトは5日(日本時間6日)、「エンゼルスは菊池のローテーションを見据えているのか?」と題する記事を掲載。日本での菊池の実績や、高校では大谷の先輩だったことなどを紹介している。
記事では「キクチが加わればローテーションが強化される」としながらも、エンゼルスは左肩の故障歴を問題視。今季は先発陣に故障者が続出したことから、「今オフはケガのリスクが少ない投手の獲得を目指している。菊池獲得のリスクは受け入れないだろう」と、日本人左腕取りを否定している。
菊池を巡っては、すでにレンジャーズが代理人であるスコット・ボラス氏と接触を図ったとされる。他にもパドレス、フィリーズら複数球団が関心を寄せているものの、エ軍は手を引いたとみて良さそうだ。
チームは、日本人選手のいない球団を選んだ大谷の心情も忖度しているのだろう。エンゼルスが二刀流を優先すれば、日本人左腕の獲得を見送ることになるか。