大補強で若手軽視 巨人の1年生が炭谷の人的補償で狙われる

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 巨人が7日、このオフにFAで獲得した炭谷銀仁朗(31)の古巣・西武に、人的補償の対象外となる28選手のプロテクトリストを提出した。

 捕手の炭谷と内野手の浅村がFAで流出した西武の今季のチーム防御率は4.24で、リーグワースト。さらに、エース菊池がポスティングでメジャー移籍するため、投手陣の整備が急務だ。

 プロテクトリストからは、実績のあるベテランの大竹(35)、先日の契約更改交渉でブルペンの惨状を訴えた中堅の田原(29)、若手ではドラフト1位入団で3年目の桜井(25)、2年目左腕の池田(26)あたりが外されているとみられる。

 かつて巨人のリストを見たことがあるパ球団の編成担当者が声を潜めてこう言った。

「原巨人のリストはいたってオーソドックス。取られないことを想定して、年俸が億単位のベテラン選手をあえて外すなんて報道に出たりしたけど、実際は何もサプライズはなく、年齢と実績順に上からプロテクトしていた印象。その分、若手が守られていなかった。せめて1年目を終えたばかりの新人はリストに入れるものですが、巨人はベテランを手厚く守り、若手に関しては流出やむなし、という感じでした」

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