前JGTO副会長が吐露 男子2試合“消滅”は青木功会長が招いた
男子ツアーの人気低迷が止まらない。2019年の日程は前年より1試合減少し、国内開催は23試合になる。同時にギャラリー数、テレビ視聴率は低下する一方で、歯止めがかからない。内情をよく知る日本ゴルフツアー機構(JGTO)前副会長の大西久光氏に話を聞いた。
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――昨年12月に、今季男子ツアー日程が発表されました。1試合(ISPSハンダマッチプレー、レオパレスミャンマーオープンが中止、ZOZOチャンピオンシップが新設)もなくなって、低迷に歯止めがかかりません。国内競技で最高賞金額のISPSハンダマッチプレーがなくなったのは、周囲が考える以上に男子ツアーにとってダメージが大きいと思います。私がJGTO副会長時代に考えていた構想が大きく崩れてしまいました。
――マッチプレー1試合だけで、2億3000万円の賞金が消えたわけですからね。マスコミはまったく報じませんが、企業だったら大損害を与えたことでトップの責任が問われます。退任になってもおかしくない。でも、青木会長に何のとがめもない。