前JGTO副会長が吐露 男子2試合“消滅”は青木功会長が招いた

公開日: 更新日:

 今年の大会が中止になったのは、青木功会長や執行部の主催者に対する不適切な対応が原因ですからね。そう言われても仕方ないでしょうね。

 ――そもそもマッチプレーの記者発表当日に青木会長が、全米オープンのテレビ解説を理由に欠席しました。解説はプライベートな仕事です。会長は公職なので、これは利益相反に当たるのではないでしょうか。

 記者発表の欠席から始まって、その後の対応が、ISPS半田晴久会長を激怒させ、結局、中止に追い込んでしまったわけです。そのため企業でいえば、トップ(青木会長)が個人の利益を優先し、会社(JGTO)に不利益を与え、イメージ的にも大きな損失を与えたわけですから、これは利益相反と言われても仕方がないでしょうね。

 ――選手にも損失を与えたことになる?

 金銭的にもそうですが、ある意味、選手の前途にもブレーキをかけました。というのも、私がマッチプレーを予選のストロークプレーなしに1回戦からのマッチプレーにしたのは、若手に勝負の要素の強いマッチプレーを経験させ、それを将来の糧、さらに言えば世界への踏み台にという思いがあったからです。優勝するまで7マッチ(シードを除く)を勝ち抜いていかなければなりません。第1回大会は44歳の片山晋呉が7マッチを勝ち抜きました。これは想像以上に凄いことなのですが、あまりその点は評価されていません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは