箱根駅伝Vでも…東海大OBは母校に“残念な評価”で最下位に
今回の優勝で東海大学の「ネームバリュー」は飛躍的に上昇しそうだが、大学関係者の間では早くから偏差値の割に就職に有利な“お得大学”として知られている。特に看板学部である工学部の「航空宇宙学科・航空操縦学専攻(定員50人)」は、エアラインパイロットへの最短距離。2006年に日本初で設置された大学のパイロット養成コースで、4年間の学費約730万円(ほかに米国留学費用)でライセンスを取得した卒業生は、全員がパイロット訓練生として航空会社に就職している。入学難易度は54(ベネッセ調べ)と比較的入りやすい学科だ。
「箱根駅伝の優勝がすぐに結果に結びつくかは分かりませんが、OB・OGの満足度は上昇していることと思われます」(前出の広報担当者)
卒業生が母校を高く評価するきっかけになりそうだ。