大谷はチーム帯同でリハビリ 裏に“二刀流”完全復活プラン
リハーサルなしのぶっつけ本番で表舞台に立つ。
エンゼルスのビリー・エプラーGMは14日(日本時間15日)、右肘手術からの復活を目指すエンゼルス・大谷翔平について「マイナーリーグでの試合では調整しない」と断言。チームに帯同してリハビリを行い、予定される5月中の打者復帰を目指すと明かした。
大谷は昨年6月に右肘の内側側副靱帯損傷で離脱した際にも、マイナーの実戦を経ずに本拠地アナハイムで調整し、翌7月に戦列に戻った。
野手としてマイナー戦に出場すれば、より実戦感覚を養えるものの、エンゼルスはあくまでも二刀流としての完全復活を優先したとみられる。
■4、5月は本拠地か同地区での試合が大半
4月には本格的なスローイングプログラムが始まり、順調なら遠投やブルペンに入る可能性もある。米国では球場によってブルペンのマウンドの傾斜や硬さが異なる。当然、都市ごとに気象条件にも違いがあり、肩、肘にメスを入れた投手にとって、リハビリ環境がコロコロ変わるのはリスクが高いとされる。