試合終盤に逆転 シャルケ戦でマンCの底力を見せつけられた
リードしたマンCは無理をせず、シャルケのカウンター攻撃をいなしながら試合を進めていきましたが、38分に想定外のピンチを迎えました。
シャルケのMFカリジウリの放った左足シュートが、ペナルティーエリア内のマンC・DFオタメンディの右手に当たりました。主審はハンドの反則を取らなかったのですが、CLの決勝T1回戦から採用されたVARによって判定が覆り、PKを決めたシャルケが同点に追い付きました。
この場面で主審はピッチ脇のビデオで視認することなく、VAR室との無線のやりとりでハンドを宣しました。ここまで随分と時間がかかってしまい、早い段階でビデオを確認すれば良かったのでは――と思いました。
地元の声援を一身に受けたシャルケが、アグレッシブにプレーして2―1とリードして迎えた後半40分でした。アグエロに代わって途中出場のマンC・FWサネが素晴らしいFKを叩き込み、終了間際にはFWスターリングが勝ち越し点をゲット。「シャルケが2―1で勝たなければならない試合だった」と思いながら、終盤の2得点で劇的な逆転勝利を収めたマンCの底力に「強い!」とうならされました。