4度目トップ12V石川佳純 指摘される「世代交代」を聞いた
今大会でこれを体現し、一矢報いた石川。試合後には「年齢や今までの成績を一回なくして、また東京五輪に向けて頑張りたい」と口にした。
東京五輪の代表選考まで1年を切り、ロンドン、リオで代表を務めた経験豊富な“ベテラン”は欠くことのできない存在ともいえるが、五輪で金メダルを取るためには不吉なデータがある。“天敵”中国との相性の悪さだ。丁寧(世界ランク1位)には通算1勝20敗、朱雨玲(同2位)は1勝13敗、劉詩雯(同5位)は1勝11敗。丁寧には伊藤が2勝11敗、平野も1勝12敗と大きく負け越しているが、石川の試合数の多さが「中国に勝てない」という印象を強くした。
世界選手権は来月21日開幕。中国勢に勝って悪いイメージを払拭させたい。