育成ドラ4が支配下登録 G坂本工に課せられる“払拭”の重責

公開日: 更新日:

 巨人坂本工宜(24)が4日、支配下選手登録された。関西学院高時代は控え外野手だった。関学大では準硬式野球部に所属し、大学2年で投手に転向。2016年育成ドラフト4位で入団した異色の経歴の持ち主だ。

 プロ1年目は三軍、2年目は二軍が主戦場だった。3年目の今季、春のキャンプは二軍スタートながら、宮崎での紅白戦でアピール。沖縄2次キャンプから一軍に昇格し、4試合連続で好投を続けていた。

 巨人のファームのコーチによると、入団当初から投球フォームを自身で解析したり、イチローも行う初動負荷トレーニングを取り入れるなど、意識は高かったという。休日を返上して練習を行うのは当たり前。そんなストイックさで、周囲が一目置く存在だった。

「でも……」とこのコーチが証言する。

「近くへの送球、特にバント処理など三塁への送球が苦手で、一時はイップスに悩んでいました」

 投手コーチや野手コーチに包み隠さず相談し、これを克服したという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード