大谷リハビリ順調も エ軍スタッフ厳重管理で選択余地なし
右肘靱帯のトミー・ジョン(TJ)手術からの復帰を目指すエンゼルス・大谷翔平(24)が順調な回復ぶりを見せている。
11日(日本時間12日)には、8日にスローイングプログラムを開始してから中2日でのキャッチボール。約9メートルから12メートルにまで距離を延ばし、クールダウンも含めて65球を投げた。前回の60球から球数も増やし、この日は打撃練習も行い、ティー打撃とトス打撃を合わせて40球を打ち込んだ。
TJ手術を受けた場合、スローイングプログラム再開は通常、術後6カ月が目安とされる。約5カ月でボールを使用したリハビリに移行するのは極めて異例だそうで、それだけ大谷の患部の状態が良好と見て良さそうだ。
今後、打撃のリハビリは投げてもらった球を打ち返す段階に移行するが、時期に関してオースマス監督は「いつになるか分からない」と慎重な姿勢を崩さない。
指揮官ですら大谷のリハビリスケジュールを把握できていないのは当然。大谷のリハビリに関しては、チームドクターを筆頭にしたエンゼルスのメディカルスタッフが全てを管理しているからだ。