日ハム西川遥輝に聞いた メジャーへの思いと理想の打撃

公開日: 更新日:

 ――具体的には。

「下半身は水平に回転しているのに、上半身をねじり上げている。上と下の動作が一致していないんですが、そうすると捻転が生まれる。メジャーの打者はその動作に長けている。(アスレチックスの)クリス・デービスはそれが凄いですね」

 ――力任せのようで、力任せではない、と。

「『胸を開かなければボールは打てる』と言いますよね。下半身の開きは早くても、上半身さえ開かなければ何とでもなる。落合さんの打撃も、そんな感じです。いい打者というのは、何か共通している部分があるんです。そこに回転、捻転動作を加えれば、もっと打球を飛ばせるようになるんじゃないかと」

 ――そのためにも、トレーニングで体を柔軟にする必要がある?

「そうですね。そうやってレベルアップして……」

 ――メジャーに行き、さらにレベルアップ?

「(笑顔で)それこそアメリカンドリームですね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド