大谷翔平がフリー打撃再開 5.7実戦復帰は「打球速度」次第
復帰に向けて大きく前進である。
右肘手術からの復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(24)が19日(日本時間20日)のマリナーズ戦を前に全体練習に参加。同僚野手に交じって術後初のフリー打撃を行った。
週明けには、ライブBPといわれる実戦形式の打撃練習に移行する予定。今後はマイナーの公式戦には出場せず、チームに帯同して調整を行う。米メディア関係者の話を総合すると、実戦復帰は5月7日(同8日)のタイガース戦が有力視されている。
ブラッド・オースマス監督は、今後の大谷の調整について、「あくまでも本人の感覚次第だ」とし、ライブBPの打席数などは特に定めない方針を明かしている。
これまで大谷のリハビリはチームドクター、メディカルスタッフ、エプラーGMの3者によって厳重に管理してきた。復帰を焦る本人に任せた揚げ句、患部の再発を招いては元も子もない。来季、投打の二刀流として完全復活を目指しているだけに、チームが慎重な姿勢を崩さないのは当然のことである。