青木、山田、バレンティンの3人はここまで全19試合に出場中。山田は26歳だが、3度のトリプルスリーを達成した打線の柱。GW期間中の27日からは12連戦が待ち受けていることもあり、あえて休ませたのだろう。
小川監督は「捨て試合」をつくることで、3人に代えて、出番が限られる広岡大志(22)、塩見泰隆(25)、上田剛史(30)を起用。期待の若手にチャンスを与えた。また、今季は坂口がいた一塁には守備に課題の多い村上宗隆(19)、川端の定位置だった三塁には日本ハム時代の2年間で打率1割台だった太田賢吾(22)を据えている。
あらがえない世代交代の波に適応するためには、必然の策だったのである。