若手を手玉に23勝目 40歳・李知姫“熟女スイング”のヒミツ
【KKT杯バンテリンレディス】
最終日は吉本ひかる、原英莉花といった20歳のピチピチ未勝利プロが優勝争いに絡んで試合を盛り上げたが、勝ったのは“ダブルスコア”40歳の李知姫だった。
最終18番ホールで下り4メートルの右に曲がるバーディーパットを沈めて、2年ぶりツアー23勝目を挙げた。この会場では2003年再春館レディース、09年ライフカードレディスに続く3度目の勝利だった。
「私は30代で引退すると思っていたけど、今年40歳になったことにビックリしています。40代で優勝できてよかった。まだまだ(現役を)長くやりたいので体調管理やコンディション維持に努力していきます」(李)
李は最終組でプレーしながら、「たくさんあったので、見たくなくても見ながらのプレーだった」とリーディングボードで試合展開を逐次確認。そして上がりのバーディーパットを決めて、プレーオフ突入を阻止したのはさすがだ。
レッスンに定評のある小暮博則プロが李知姫のスイングをこう解説する。