日本プロ球団も危惧 大船渡・佐々木に強まるメジャー攻勢

公開日: 更新日:

「日本人投手はメジャー入りすると、必ずといっていいくらい肩肘の故障をする。ダルや田中や大谷がいい例です。メジャー公認球、硬いマウンド、中4日の登板間隔など日米の環境の差異もそうですが、育成システムの違いは大きい。メジャーを目指すならいきなり行くのがベストだと佐々木も考えるようになる可能性はある」

 と、前出のスカウトがこう続ける。

「メジャーは日本のプロ野球のように、高卒選手にいきなり投げ込ませることはしない。佐々木が直接、メジャー挑戦する場合、来年5月までに必要書類を提出して事前登録を済ませ、7月に契約することになる。高卒1年目の選手は体づくりが主だし、それ以降も科学的なトレーニングを積んで徐々に階段を上がっていく。メジャー昇格はあくまでも体が出来上がってからで、それまでは投げる球数も厳しく制限されます。日本のプロ野球を経るより、故障リスクは間違いなく少ない。そんな背景があるからか、佐々木のメジャー志向が強くなることを本気で危惧する日本のプロ球団もあります」

 佐々木の気持ちが今後グラリとメジャーに傾いても不思議ではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係