取材規制に箝口令…佐々木朗希フィーバーを大船渡高に直撃
学校はメディアやプロのスカウトに佐々木の家族との接触自粛を要望、さらに全校生徒に書面でこんな異例の通達をした。
「報道関係者から野球部のこと、佐々木君のことを聞かれたら、『学校に聞いてください』と答えるようにしてください」 これは保護者にも文書で伝えられた。事実上の“箝口令”だ。前出の千葉副校長が言う。
「公式戦は別として、練習に集中するため、学校としては一切の取材機会を設けるべきではない、という意見も出ました。ただ、そうなるとむしろ混乱を招く可能性があるため、公式戦開幕前などのタイミングで取材機会を設けます。わが校としては生徒たちの“プレー”を応援していただければありがたいですし、彼らもきっと、期待に応えてくれると思っています」
■試合に応じて「投球強度」に制限
当の佐々木は、学校の配慮もあってか、普段通りの高校生活を送っているという。去る15日には春季大会に向けた壮行会に出席。先日、学校の体育館で行われた「生徒総会」では、委員の生徒の意見にうなずきながら耳を傾けていたそうだ。前出のマスコミ関係者が言う。