巨人は深刻な“単発病” 毎日猫の目打線でつながらずOB苦言

公開日: 更新日:

 要因はベンチワークによるものが大きい。前日の楽天戦で1438日ぶりに坂本勇が4番に抜擢されたが、わずか1試合で3番へ。この日の4番は375日ぶりに阿部が入った。原監督は交流戦に入る前、「そろそろ打線を固める必要がある」と語っていたものの、そんな言葉とは裏腹に、大幅なオーダーの変更が連日続く。

 巨人OBで評論家の高橋善正氏は「もう50試合を超えている(53試合)。打順を固定して戦う時期。せめて4番や上位打線はコロコロ変えずに固定したい。毎日猫の目打線では、チームが落ち着かないし、打線もつながりません」と警鐘を鳴らす。

 原監督は打線の組み替えについて「(相手の先発が)右、左ということもあるし、DHだから思い切っていくというところ。それは変わりはない。阿部の4番? チームの最善策ですね」と「猫の目」が続くことを示唆。打線の一発頼みは当分続きそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動