卓球五輪メダル候補が全滅 張本の深刻な“格下アレルギー”
ある関係者は言う。
「東京五輪では混合ダブルスが新種目に追加されましたが、あくまでシングルスで勝てるかどうかが重要になってくる。個人でも団体でも、全種目でメダルを狙うためには、シングルスの実力や勝負強さが不可欠。張本は早田とのペアで準優勝しましたが、混合で強いだけでは選ばれません。張本は世界ランクでみれば日本人トップ。代表の有力候補ですが、シングルスで格下の中国選手に、立て続けにボロ負けしているところをみると、今後はどうなるか分かりません」
東京五輪代表は2020年1月時点の世界ランク日本人上位2人に加え、団体戦の代表候補1人の計3人を選出する。世界ランクでいえば、このままいけば張本は「当確」。しかし、相手が中国とはいえ、世界ランク3ケタの格下に足をすくわれる状態が続けば、その地位も危うくなる。