元大学教授が導入した解析システムでチームは劇的に変化

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 当たり前の話だが、打撃を向上させるデータがあれば、打撃を抑え込むための投手側のデータも生まれる。こうすればホームランが打てるというデータには、こうすればホームランは打たれないというデータで対抗できるわけだ。

■データ解析の先駆け

 打撃に関して今季、劇的な向上をみせたツインズは2017年の12月にあるデータ解析の人間を採用している。

 ジョシュ・カークさんがその人。以前はレイズに8年間所属してデータ解析、特にピッチングに関する分析を行っていたアナリストである。

 そのまた以前はウェストバージニア州の大学で数学のプロフェッサーをしていたという、まさに今どきメジャーに広がるデータ主義の申し子のような人物だ。

 彼はPitch F/X、簡単に言えば投手の投げる球がどのような球種で、どれだけの球速があり、どのように、どれだけ回転し、水平方向にどれだけ動き、縦方向にどれだけ落ちるかなど、今ではかなり一般的になっている投球データ解析に関して先駆けとなった。

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