岡本は窮地 G“左の長距離砲”大城「第90代4番」奪取のXデー
「岡本を動かしてでも大城を使いたい。大城の打撃力を買っている原監督は、いずれは捕手を廃業させ、野手にする構想がある。今季は一塁専任にしたいんです。岡本は三塁も守れるが、ビヤヌエバがいるため、開幕当初はやらないはずだった外野を守らざるを得ないのです」(チーム関係者)
昨季「3割、30本塁打、100打点」をマークした岡本はこの日、3打数1安打だったものの、打率は.250と下降気味。4日の中日戦で自打球を左膝に当てた影響から6日のDeNA戦はスタメンを外れるなど、本調子ではない。
「89代4番の岡本が今季その座を譲ったのは坂本勇に1試合、阿部に3試合。いずれも経験者だったが、岡本が次に4番を譲るなら、第90代は大城ともっぱらです。原監督は売り出し中の若手には必ずライバルを置いて競わせる。岡本が不動の4番になるための存在が大城です。仮に岡本が食われたら、それならそれで大城に4番を任せればいい。原監督はいつもドライですから」(同)
今季中に「第90代」は見られるか。