神戸はがっかり? GK川島に続きFW岡崎がスペイン2部行き
7月7日に決勝が行われたコパ・アメリカ(南米選手権)。日本代表メンバーに<所属クラブから戦力外の烙印を押されていた>選手がいた。
昨シーズン無得点のFW岡崎慎司(33)と同出場1試合のGK川島永嗣(36)の2人である。
コパの時点で岡崎は英1部レスターから、川島は仏1部ストラスブールから戦力外扱いを受けていたが、コパでいぶし銀的好パフォーマンスを披露。これがバッチリ奏功した格好だ。川島はストラスブールと2年契約を勝ち取り、岡崎はスペイン南部アンダルシア州の2部マラガへの加入が秒読み段階となった。
現地24日、岡崎はマラガのメディカルチェックを受けるために当地を訪れ、取材陣に「ここに来られてうれしい。スペインでプレーしたい」と笑顔でコメントした。某放送関係者が「予想外の結果でした。岡崎も川島もJ1神戸から高評価のオファーを受けていましたから」とこう続ける。
「2人とも欧州サッカーに強いこだわりを持っていましたが、年齢的にも英プレミア、ドイツ、スペイン、イタリア、フランスの欧州5大リーグで移籍先を見つけるのが難しくなっていた。その間隙を突くように金満クラブの神戸が<豊富な海外経験を若手に還元してほしい><人間性もバッチリ。社会人として良いお手本になってくれる>と目をつけた。神戸以外にも清水、G大阪などが2人に興味を持って争奪戦の様相を呈するところだった。ところが現地22日にストラスブールが公式HPで川島との契約延長を発表。そして岡崎が代理人をともなってマラガ入り。契約書にサインする寸前まで来ている」
神戸もアテが外れて意気消沈中――。