【スクープ】ドラフト候補球児をメジャーが“反則”青田買い
日刊スポーツによれば、高野連の竹中事務局長は昨年11月の都道府県連盟理事長会議で、「都道府県の理事長を通じ、接触ルールに関して加盟校に注意喚起しました。5月に(大リーグ入りの)意思表示をすると、夏の大会に出られなくなってしまう」と説明したという。
高野連に問い合わせると、「それ(Aがメジャーに事前登録されながら地方大会に出場していたこと)が事実であれば、府の高野連を通じて速やかに学校から報告書を出していただき、そこからどうするか審議します」と答えた。
メジャーは、閉鎖的で島国根性丸出しの日本球界を快く思っていない。アマチュア選手がドラフトを拒否して直接メジャーに行った場合、一定期間、日本のプロ球団と契約できない「田沢ルール」が代表的だし、プロ志望届を出すまでメジャー球団との接触を禁じていることにしてもそう。台湾や韓国にはそんな縛りはないという。
それはそれとして、ルールはルール。ダメなものはダメなのだ。5月15日以前にメジャーと接触したことは明らかな規定違反。高校生なら地方大会や夏の甲子園への出場資格を失うのに、しれっと地方大会に出場した。