闘将リーチ・マイケル 食事中の話にも聞き耳でチームに喝
前回15年大会でも的確な判断で南ア相手に番狂わせを演じる原動力になったリーチは、グラウンドを離れてもフィフティーンの言動には気を配っている。宿舎での食事の際には、選手の会話に耳をそばだてているそうで、「(ロシアを)なめているようなこと言っていたら、戒めるようにしています。そういうことを意識しています」(リーチ)と明かした。
ロシアは世界ランクこそ日本より格下とはいえFW、BKとも大型選手がそろい、フィジカル面では決して侮れない。
実際、昨年11月のロシアとのテストマッチでは12点リードされて前半を折り返し、後半30分すぎにリーチが逆転トライをマークし、32―27で辛うじて退けた。
日本代表の浮沈は闘将のリーダーシップがカギを握るかもしれない。