M2巨人が来季へ“補強”第1弾 ヤクルト石井打撃コーチ招聘案
巨人が優勝へのマジックナンバーをついに2とした。
M4のまま3連敗と足踏みが続いていたが、20日の2位DeNAとの直接対決で先発した山口が7回途中4失点。ハーラートップの15勝目(4敗)を挙げれば、坂本勇が先制弾を含む2発3打点。岡本の2年連続30号など主力が躍動し、9―4でDeNAをねじ伏せた。
21日の直接対決に勝利すれば、5年ぶりのリーグ優勝が決まる。今季3度目の就任となった原辰徳監督(61)にとっても5年ぶりの胴上げとなるが、水面下ではすでに来季の準備を進めている。
球界で「腕利き」として知られるヤクルトの石井琢朗打撃コーチ(49)の招聘を検討していることが、この日までに分かった。
■ヤクルト退団は確実
石井打撃コーチは、横浜、広島での現役時代、通算2432安打を放った左の巧打者。引退後は広島で内野守備走塁コーチ、2016年から打撃コーチに転身すると、それまで貧打に泣いていた広島打線を生まれ変わらせた。