新弟子に陰湿イジメ 引退勧告受けた貴ノ富士の呆れた行状
開いた口がふさがらないとは、まさにこのことである。
26日に行われた相撲協会の理事会で、自主引退を促された貴ノ富士(22)の驚くべき行状が明らかになった。貴ノ富士は昨年3月場所中に付け人を殴ったことに続いて、今年8月にも同様の蛮行があったことが発覚。協会のコンプライアンス委員会の調査によれば、以下の通りだ。
貴ノ富士は今年5月から7月にかけ、新弟子4人が言いつけられた仕事を忘れたり、失敗すると、「おまえ、障害者か」と暴言。さらに、「障害者、あっちに行け」と繰り返した。
さらに、物覚えが悪いと判断した新弟子3人にそれぞれ、「ニワトリ」「ヒヨコ」「地鶏」とあだ名をつけ、「おいニワトリ」と呼ばれた新弟子が「はい」と答えるや、「はいじゃない。コケと言え」と迫る嫌がらせをしたという。
暴力に関しては8月31日、付け人が自分より先に風呂に入ったことに腹を立て、額に鉄拳制裁。「先に風呂に入って、『お先ごっつぁんです』もないのか」と叱ったという。