アイルランドは司令塔不在も…“最大の脅威”は若手バックス
もっとも、額面通りには受け取れない。
攻守の要であるセクストンに代わって司令塔に起用されるジャック・カーティー(27=開幕前6キャップ)らの若手バックスは代表経験こそ浅いものの、今後の主力に期待される選手ばかり。中でもカーティーは今大会を最後に代表引退もささやかれるセクストンの後釜の筆頭候補と目されている。今年2月のイタリアとの6カ国対抗戦で代表デビューを果たしたばかりだが、8月のウェールズとのテストマッチでは2つのトライをアシストしてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。
チーム力で劣る日本が相手とはいえ、W杯でパフォーマンスを発揮すれば、評価が高まって一気にレギュラー定着も見えてくる。カーティーらアイルランドの若手バックスがチャンスを逃すまいと、日本に対して目の色を変えて臨む。
日本は、虎視眈々とレギュラー取りを狙うアイルランドのバックス陣に振り回されそうだ。
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