貴ノ富士 自己弁護&責任転嫁だらけ会見は誰の差し金か
オレは悪くない! と言わんばかりだった。
2度の暴力で相撲協会に自主引退を促された貴ノ富士(22)が27日、文科省で会見を行った。
代理人の弁護士2人を連れて会見場に姿を現した貴ノ富士は、「今回の処分はあまりに重く、受け入れられない」と主張。「本当に申し訳ないことをした」と反省の弁を述べたものの、どこまで本気で言ってるかは疑わしい。というのも、会見では言い訳のオンパレードだったからだ。
昨年に続いて今年8月にも付け人を殴ったことに関しては、「前回は頭に血が上ってやってしまった。今回、手を出したことも許されないが、自分としては付け人が相撲以外でも良くなってもらえれば、という気持ちだった」と、あくまで教育としての鉄拳制裁だと話した。
このご時世、教育といえども暴力はご法度。揚げ句は「口で何度言ってもわからない力士をどう教育すればいいか、教わってない」と、責任転嫁する始末だった。
付け人を「障害者」呼ばわりしたことについても、「もともと千賀ノ浦部屋にいた兄弟子たちが、そうした発言をしていた」と弁明。これが事実なら千賀ノ浦親方の教育も問題だが、だからといって自分もマネしていいわけがない。その辺りの分別がまるでないと言わざるを得ない。