著者のコラム一覧
いとうやまねコラムニスト

サッカー、フィギュアスケート、ラグビーなどのコラムニスト。取材・構成・ライティングを担当した土肥美智子著「サッカー日本代表帯同ドクター 女性スポーツドクターのパイオニアとしての軌跡」が好評発売中。

仏代表ファンの「ガリアの雄鶏」と「ラ・マルセイエーズ」

公開日: 更新日:

 今大会で最もコスプレ率が高そうなのが、フランス代表を応援する人たちだ。皇帝ナポレオンに三銃士、雄鶏、ベレー帽にスーパーマリオなども試合会場で見掛けた。

 毎度モチーフには事欠かない。国際大会の装いは「お国丸出し」のベタな方が断然、楽しめる。 場合によっては、タダでビールにありつくことだってある。もちろんピッチ上ではスペクタクルな真剣勝負が繰り広げられているのだが、客席やファンゾーン、駅や町中に刺激と彩りを与えてくれる彼らの存在には感謝している。なぜなら、見ただけで3倍くらいは楽しくなれるのだから。

「雄鶏」のかぶり物が多いのには理由がある。

 フランス代表の青いジャージーには、雄鶏のマークが付いている。

 これはフランスラグビー協会のエンブレムで国鳥でもあり、国のシンボルとされる「ガリアの雄鶏(le coq gaulois)」からきたものだ。

 雄鶏がフランスのシンボルとして広く認知されるようになったのは、フランス革命以降。もっとも「ガリアの雄鶏」という名前には、もっと前から下地がある。 

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主