最低でもあと1年…日ハムが栗山監督を慰留する“2つの理由”

公開日: 更新日:

 後任人事と密接にリンクするのが2つ目の問題だ。

「現在、球団が重視しているのが、新球場に移転予定の2023年に向けた若手育成です。ドラフトも含め、新生日ハムの船出に照準を合わせている。そこで球団が頼りにしているのが栗山監督です。若手を積極的に活用し、育成する手腕は球団内で定評がある。『栗山監督が育て上げた選手を稲葉監督が引き継ぐ』という青写真があると聞いている。つなぎの新監督といっても自分の色を出したがる人物では計画が狂うし、優勝して長期政権になっても困るということです」(前出のOB)

 日本ハムは今秋ドラフトで佐々木(大船渡)の1位指名を公言。仮に獲得できれば、大谷(現エンゼルス)の育成に関わった栗山監督の経験が生きる。

 辞任に傾く指揮官を翻意させられるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動