1番得した球団は? 安倍昌彦氏に聞く19年ドラフト3つの謎
楽天は二塁、三塁、遊撃が補強ポイントで、今季チーム48盗塁はリーグワーストタイ。走塁強化が課題です。名手の藤田が37歳と大ベテランの域に入った。1位は石川(東邦=中日1位)に行くかなと思っていた中で、腹をくくって地元の佐々木に入札したが、クジを外した。さらに、DeNAに遊撃手の森(桐蔭学園)を単独指名された。来年からすぐに二遊間で使える選手となると、彼しかいなかったんだと思います。
ただ、小深田は盗塁への意欲と技術を持った選手。盗塁時の初速が速いところに特徴がある。三木新監督はベーラン技術を教える名手と聞いていますし、盗塁王になった“先輩”と同様、1年目から活躍する可能性を秘めた選手といっていいでしょう。(談)
【写真特集】ドラフト会議 ロッテが佐々木、ヤクルトが奥川の交渉権獲得