コラス亡命で…ソフトバンクに突き付けられた悩ましい二択

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 とはいえ、それでは支配下枠にリスクを抱えることになる。本紙はNPBに対し、①保留者名簿に記載された外国人選手と未契約のまま開幕を迎えた場合、支配下枠に数えられるのか②①の場合、いつまで保有権が残るのか――を質問。NPBは①について「数えられます」とし、②については「2021年1月9日まで保留権が残ります」とそれぞれ回答した。

 すでに正式な契約をかわしていればもちろん、仮に未契約のままでも、コラスに制裁を加えたければ、支配下枠を1人少ない69人に抑えなければならない。その制裁も1年限定でしかない。

 それでも枠を潰してコラスにお灸を据えるか、あるいは犬に噛まれたようなものと諦めて保有権を手放すか。どちらを選んでも、ソフトバンクは得をしない、悩ましい問題である。

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