金満ソフトB バレに2年10億円はキューバ2選手離脱の穴埋め
「新しい環境で好きな野球ができることを幸せに感じている」
16日、ソフトバンク入りが発表されたバレンティン(35)がこうコメントした。
バレンティンは通算288本塁打。計8シーズンで30本以上、一発を放っている。今回の補強で今季パ最多の183本塁打を放ったソフトバンク打線がますます厚みを増すのは確実だが、問題は守る場所だ。
ヤクルトで守った左翼にはグラシアル、DHにはデスパイネがいる。キューバ出身の2人は東京五輪の米大陸予選や世界最終予選に出場予定らしく、場合によっては開幕から20日余りチームを離れる可能性もある。その期間の2人の穴埋めとして期待されているというのだが、そのためにバレンティンに「2年10億円」ものカネを払えるソフトバンクの財力はすさまじいとしか言いようがない。
他球団のタメ息が聞こえてきそうな話ではある。