ロッテ1位・佐々木の第一印象は?自主指導のコーチが語る

公開日: 更新日:

「(報道では)体力がないという話も出ていましたが、想像していた以上にあると思います」

 11日に行われたロッテ1位の佐々木朗希(大船渡)の新人合同自主トレ初日。練習後にこう言ったのは、佐々木を実際に指導した菊地大祐トレーニングコーチだ。

 佐々木は自主トレでランニングやキャッチボール、さらには体幹、敏捷性などを強化するトレーニングに取り組んでいる。初日、ZOZOマリンのフェアゾーン沿いを走った12分間走では7人中3位。高校時代、故障リスクを考慮した指導者の方針により、極力、投げ込みや実戦登板を避けるなど、成長過程にあるとされてきた。「体力面だったり、体の強さがまだまだ弱いと思う。しっかり高めたい」と話した最速163キロ右腕について、前出の菊地コーチは「あくまで初日を見ただけですが」と前置きして、こう続ける。

■柔軟性の高さは諸刃の剣にも

「身体能力が高く、バネもある。柔軟性も高いと思いますが、筋力はまだまだ鍛える余地があるでしょう。ただ、柔軟性が高いということは、諸刃の剣になる可能性もゼロではない。佐々木投手のような腕の振りが速い投手は、それに体が耐えられないケースもありえます。体をつくり、筋力を強化すれば、さらに安定した投球ができるようになるとみています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動