巨人10戦勝ちなしOP戦最下位で…一軍と二軍を大シャッフル
離脱組では、左腕エースのメルセデス、セットアッパー候補の中川といった主力が投球を再開。野手では高卒2年目の山下が実戦復帰を果たした。山下は1年目の昨季、二軍で打率・332をマークし、イースタン・リーグの首位打者を獲得。右太もも裏の肉離れの影響で、先月のキャンプはリハビリ組だったが、1月の段階で原監督が正一塁手争いに名前を挙げた若手有望株でもある。
「首脳陣は先月のキャンプイン早々、一、二軍を紅白戦で戦わせるなど、競争をあおってきた。チーム状態が悪いし、1カ月近い時間ができたことで、再びこの時のようなメンバーの入れ替えが頻繁に行われるかもしれない。といっても、キャンプの時とは違い、原監督がアテにしているのは、若手じゃなくて、故障から復帰する主力ですが……」(チーム関係者)
原監督はこれから1カ月、一、二軍大シャッフルで、停滞しているチームに刺激を与えることになりそうだ。