“渋ちん球団”のレイズが太っ腹 マイナー選手に生活費支給

公開日: 更新日:

 大リーグでも有数の低予算チームが、気前の良さを見せた。

 筒香嘉智(28)が所属するレイズが、傘下のマイナーリーガーの生活費を一部、負担するというのだ。

 16日付(日本時間17日)のNBCスポーツ(電子版)が報じたところによれば、球団は開幕延期に伴って無収入になるマイナー選手に当座の生活費として1人当たり800ドル(約8・5万円)を支給。レイズ傘下の9球団には、約250人の選手が所属しており、球団は総額2000万円以上の出費になる。

 これまで選手が、球場スタッフの賃金を補填するため、自発的に寄付を申し出るケースは後を絶たなかったが、球団が所得補償するのは初めて。レイズの昨季の年俸総額約57億円は30球団最低。太っ腹なところ見せた渋ちん球団に追随するチームもありそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…