“渋ちん球団”のレイズが太っ腹 マイナー選手に生活費支給
大リーグでも有数の低予算チームが、気前の良さを見せた。
筒香嘉智(28)が所属するレイズが、傘下のマイナーリーガーの生活費を一部、負担するというのだ。
16日付(日本時間17日)のNBCスポーツ(電子版)が報じたところによれば、球団は開幕延期に伴って無収入になるマイナー選手に当座の生活費として1人当たり800ドル(約8・5万円)を支給。レイズ傘下の9球団には、約250人の選手が所属しており、球団は総額2000万円以上の出費になる。
これまで選手が、球場スタッフの賃金を補填するため、自発的に寄付を申し出るケースは後を絶たなかったが、球団が所得補償するのは初めて。レイズの昨季の年俸総額約57億円は30球団最低。太っ腹なところ見せた渋ちん球団に追随するチームもありそうだ。