著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

延期でOA枠どうなる? FIFAとIOCは五輪サッカーで犬猿の仲

公開日: 更新日:

 ついにJリーガーからも、コロナウイルス感染者が出てしまった(3月30日)。元日本代表の神戸DF酒井高徳である。何よりも彼の一日も早い回復と感染が拡大しないことを祈るばかりだ。

 さて――。

 来年に延期された東京五輪2020が、来年2021年の7月23日に開幕することが発表された。サッカー競技は通常、大会に先駆けて開幕するので<21日>がスタートとなる可能性が高い。

 そこで気になるのが五輪の23歳枠である。

 ご存じのように五輪の男子サッカーには<23歳以下>という年齢制限がある。東京五輪2020の場合は<1997年1月1日以降生まれ>でないと出場資格がない。

 しかし五輪が延期されたことで「1998年1月1日以降生まれ」とレギュレーションが変わった場合、これまで五輪代表に招集された主要メンバーの中で1997年生まれのDFの板倉滉(フローニンゲン)と中山雄太(ズヴォレ)、MFの遠藤渓太(横浜M)と相馬勇紀(名古屋)、FWの前田大然(マリティモ)と小川航基(磐田)といった選手たちが、出場資格を失うことになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…