著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

欧州パンデミック宣言と中国人の“イタリア北部侵攻”を思う

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスは、このところ海外からの帰国者に感染者が増加している。先だって東南アジアから帰国した旧知のJクラブ関係者も、自宅での隔離待機を強いられている。Jリーグ再開の延期が続くのもやむを得ないだろう。

 WHOがパンデミック宣言をした欧州は、さらに深刻な状況だ。21日にはレアル・マドリード(スペイン)の元会長ロレンス・サンス氏が、新型コロナウイルスに感染して、76歳で死去した。同氏は1995年から2000年までレアルの会長を務め、ギャラクティコ=「銀河系軍団」の基礎を築いたことで知られている。

 イタリアでは、ミランのテクニカル・ダイレクターを務めている元イタリア代表主将パオロ・マルディーニ(51)から陽性反応が出た――とクラブが発表した。

 そのイタリアでは新型コロナウイルスの死者が22日に5000人を突破。感染者も5万9138人になった。もともとイタリアは、ハグなど濃厚接触の習慣があることが感染拡大の原因のひとつと言われていたが、それにしても感染拡大のペースは尋常ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇