有力候補と共通点 巨人ドラ1は「高橋優貴が決める」の意味
左肘痛のため離脱していた巨人の高橋優貴(23)が26日、6度目のブルペン入りで回復をアピールした。ジャイアンツ球場で個人調整を行い、捕手を座らせて51球。「そろそろバッターに投げられるかな」とコメントした。2018年のドラフト1位で巨人に入団。新人だった昨季は先発ローテ入りを果たし、5勝7敗だった。
「高橋は今年のドラフトのカギを握る男です。1位候補の早大・早川(隆久=4年)と背格好や左投手としてのタイプが似ているんです」
とは、ある球団関係者。2人を比べてみると、高橋は身長178センチ、八戸学院大時代の最速は152キロ。早川は同179センチ、151キロと確かに似ている。それだけではない。チェンジアップ、スライダーを武器にしている点など、持ち球も共通点が多いという。
「今年のドラフト上位候補に好左腕が少ないこともあって、現状ではこの早川がナンバーワン候補になりそう。でも、故障が癒えた高橋がチームを引っ張ってくれれば、同タイプの早川にこだわる必要はなくなり、他の選手を1位指名しよう、となるかもしれない。早川を指名するか否かは、今シーズンの高橋の働き次第というところはあります」(前出の関係者)