打高投低はっきり…コロナリスクで“投手受難”のシーズンに

公開日: 更新日:

 ただでさえ調整期間が短い上に、感染によるリスクも大きい。球界では、「今年の先発は、規定投球回に到達できる投手は一握りではないか」との声すらある。

 そうなると、必然的に来季年俸の問題に直結する。公式戦の縮小により各球団の収益が大幅に減るのは確実だ。高給取りがまともな成績を残すことができなければ、当然、大減俸を迫られることになる。

 今季が単年契約か、もしくは契約最終年を迎えるとみられる高年俸投手は、巨人菅野(6・5億円)、DeNA山崎(3・5億円)、ソフトバンク千賀(3億円)、楽天岸(3億円)といったところ。メジャー挑戦を視野に入れている投手が多いのも興味深いが、よほどいい成績を挙げない限り、オフに涙をのむことになるかもしれない。

【写真】プロ野球開幕に向け練習試合が始まる

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…