ソフトB・工藤監督が言及 千賀復帰で恩恵受ける意外な選手
ソフトバンクの工藤監督が22日、自主練習を視察し、リハビリ組の千賀滉大(27)、高橋礼(24)の近況を語った。
右上腕部の張りで離脱中の千賀について「キャッチボールで50メートルくらい。ランニングもある程度スピードを出して走ることができていた。(キャッチボールの)距離を延ばしていけば復帰も近い」と言えば、左太もも裏を痛めている高橋礼についても「足の方は大丈夫」と説明した。
4年連続2ケタ勝利の剛腕と、昨年初めて2ケタ勝利をマークしたサブマリン右腕は、通常の3月20日が開幕なら間に合っていなかった。6月以降に延期になったことで、2枚看板が揃って間に合う可能性が出てきたのだから、ソフトバンクにとっては朗報だ。
それだけではない。
千賀は侍ジャパンでもエース格。高橋礼も昨年11月のプレミア12の際にメンバーに招集されており、来年に延期となった東京五輪を指揮する稲葉監督も喜んでいるに違いないが、代表目線でいえば、巨人の菅野智之(30)にとっても、いいニュースだ。