防御率4.45で10位…原巨人は山口俊の穴埋まらず投壊の兆し

公開日: 更新日:

「従来のルールなら外国人投手4人を同時に一軍登録できなかった。それが、外国人枠が1つ増えて4人の登録が可能になれば、先発2人をローテで回しながら、リリーフ2人と野手のパーラは常時出られることになる。巨人に追い風のルールだが、肝心のその外国人がピリッとしない。さらに戸郷や桜井といった実績のない若手が入る未知数の開幕ローテにあって、二軍で待機するのが鍬原、今村、育成から昇格したばかりのディプランらでは心もとない」

 巨人は昨季6月にデラロサを補強。7月の末から主にクローザーを務め、チームを救った。

「開幕から守護神を務めたクックがコケたものの、代役を開幕前から探していたことが功を奏した。現在の支配下選手は68人。あと2人余っている。今年の移籍期限は9月いっぱいに延長された。昨年同様、投手の緊急補強の準備はすることになります」(チーム関係者)

 原監督は新型コロナウイルス感染の影響で調整が遅れている坂本の不在より、「投壊」の方が怖いに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇