西武今井 6回途中7失点KOで露呈…体力より“野球脳”に課題
とはいえ、打たれ方が去年とほぼ同じでは体力以前の問題だ。今井は開幕直前の練習試合で自己最多タイの155キロを計測した速球派右腕。一方、制球には難があり、昨季はカウントを悪くしては自滅というケースが多かった。7勝9敗で防御率4・32は決して胸を張れる成績ではない。
それがこの日もボール先行。ストライクを取りにいった球を痛打され、走者が出たら安易にストライクを欲しがり、また打たれる……という去年と同じパターンだった。
投球内容に成長がなければ、体力に関係なく1年間ローテを守ることは不可能だ。