妨害にもめげず投げ出さなかった田沢 未来へ投げ出すのだ
実ぁ田沢純一投手の隠れファンだ。
「隠れ」って、何もコソコソするこたぁねえ。堂々とプロ野球選手の贔屓は「田沢純一です!」と呼ばわればいいんだが。
それがな、高校から実業団へ入って活躍して、2008年にメジャーに行きたいと記者会見して、日本のプロ野球球団に「ドラフト指名をしないでください」とお願いして、アメリカに渡ろうとしたら、「てめえ、なめた真似してくれるじゃねえかよ。組の許しもなく勝手に海外たあ見逃すわけにゃいかねんだ。おう! 一生、日の目を見られねえようにしてやる。帰ってきやがってもうちのシマで働けねえようにしてやるから覚悟しやがれ!」って凄まれてな。
「よかったね、あっちでがんばれよ」と友だちが書いてくれた寄せ書きやらお花やら、全部ひっくり返していきやがったクリカラモンモンがいたんだ。
憲法で保障されてる基本的人権、職業選択の自由なんざクソくらえだ。ひでえことしやがるぜ。
何ていう組か?
「日本プロ野球機構」