虎再び借金生活…矢野監督“甲子園で巨人に惨敗”で首筋寒し
巨人にとって甲子園は「庭」
「もちろんリーグ優勝するに越したことはないけど、矢野監督がいくら大きなことを言おうが、この日の試合を見ると、巨人との野球の質、実力差は歴然。でも、たとえリーグ優勝はできなくても、球団が重視するのは、巨人戦と甲子園での勝率。これさえ良ければ納得するんです」
4日現在、甲子園では10勝5敗2分けとまずまずだが、巨人戦は1勝4敗と分が悪い。さらに阪神は近年、巨人に本拠地を荒らされている。2018年7月から19年4月まで甲子園で9連敗。これがネックになりかねない。
巨人にとって最近の甲子園は「庭」のようなもの。この日で6連勝となったエース菅野は、甲子園で通算10勝2敗となった。巨人のある主力も「甲子園が一番好きですね」と笑っている。
矢野監督にとって甲子園での巨人戦は、自身の“クビ”がかかった試合でもある。力も入るわけだが、巨人に勝てず、他球団から白星を拾っているようでは、来季は見えてこない。