「球界の小泉純一郎」古田敦也のヤクルト監督復帰はある?
プロ野球パ・リーグで、ソフトバンクと激しいペナント争いを繰り広げている楽天の三木肇新監督の評価が高い。
三木監督は大阪・上宮高から1995年のドラフト1位でヤクルトに入団。大型内野手として期待をかけられたが、手首のケガなどもあり、プロ通算の安打はわずか59本で現役生活を終えた。日ハムの二軍コーチから指導者生活をスタート。昨年、楽天で二軍をイースタンリーグ優勝に導き、平石洋介監督に代わって今季から一軍を任された。
三木監督を楽天に招聘し、一軍監督に抜擢したのは同じヤクルト出身の石井一久GM。そこで気になるのが2人と同じ釜のメシを食った古田敦也元ヤクルト監督だ。強肩の捕手として鳴らし、首位打者のタイトルにも輝き2000本安打も記録。プロ野球選手会労組の会長として、プロ野球史上初のストライキを決行(2004年)。球団数減少の危機を救い、「野村ID野球の後継者」ともいわれて、2006年からヤクルトの兼任監督に就任した。今なお人気、知名度は衰えていないが、退任した2007年を最後にユニホームを着ていない。