巨人・丸が6番降格で猛打賞→今度こそ復調? 内田氏が分析
巨人の中軸を担ってきた丸佳浩(31)がついに上位打線から外れた。
23打席無安打で臨んだ12日のヤクルト戦で、定位置の3番から6番へ屈辱的降格。この原監督のショック療法が効いたのか、3打席目に26打席ぶりに中前打を放つと、実に17日ぶりの猛打賞となる5打数3安打で打率を・236とし、リーグ最下位を脱出した。
とはいえ、本来の実力と実績を考えれば、まさかの低空飛行だ。開幕した6月は打率・158。7月に月間打率・301として復調するかと思いきや、今月に入ると再び失速して無安打地獄が続いていた。
昨季まで巨人、広島で打撃コーチなどを務めた内田順三氏が言う。
■恩師が分析する不振の原因と打開策
「丸の場合、タイミングを取る際にバットをヒッチさせるので、リズムが狂いやすいというリスクがある。全ての打席を見ているわけではありませんが、無安打の時は、打席で間合いが取れておらず、軸足となる左足に体重が乗り切れていませんでした。だから、持ち味でもある選球眼が狂い、低めのボールになる変化球に手を出すケースが目立っていました」