高校野球合同練習会で福岡大大濠の山下以外に目立った面々

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■プロと高野連のスッタモンダ

 練習会に参加した77人は下位~育成指名レベルが多い。各球団の地区担当スカウトは独自大会や練習試合を通じてほぼ全員を調査済み。選手が事前にプロ側に対し、「育成契約でもいいのでプロ入りしたい」と伝えているケースも多い。編成幹部らによるクロスチェックの場として、巨人ソフトバンクなど複数の育成選手を指名するであろう球団にとっては、うまみがあるといえる。マスコミ関係者が言う。

「会を開催するにあたり、一部球団が『この投手と野手については、対戦機会を増やしてほしい』との要望を出した。しかし高野連は、あくまで参加者全員に平等の機会が与えられるべきと主張。結果的に却下された。『ショーケース』にしたかったプロ側と、進路に困る高校生を救済したい高野連との間に、温度差があったのも事実。そもそも練習会の目的は、コロナ禍によってアピールの機会が失われた高校生を救済すること。高野連は今回の練習会を単なるプロの草刈り場にはしたくないのですよ」

■コロナ禍でメジャーはソッポ

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